2016年5月16日号

20160516


文字通りの晴れた五月の空の下、各地でメーデーが開催されました。
5月1日が日曜日ということもあり、ファミリーでの参加者も多かった今年のメーデー。
20160516-01Tokyo
今号では、東京、大阪の様子をお伝えしております。

昨年に引き続き式典前の文化行事では東京のうたごえが「闘うメーデー合唱団」を演出。

20160516-01Stage
シニア合唱団を含めた180人の合唱団に、組合、争議団の幟旗がはためくステージからは「ノーパサラン」「民衆の歌」など。
「ノーパサラン」の間奏には、「一億総活躍社会、というが、一億総出の戦争社会を作ろうというのか!」(大熊啓さん)と今の世相を反映したアピールに会場から大きな拍手が。
20160516-01Kumamon
バンド構成は、エレピにアコ3台、ギター、ベース各1さらにスネアが加わりました。
スネアの大熊さんは、こういう時にスムーズな演奏をするために、メーデー定番数曲のスコアがあったらいいなぁ、しかし、ちゃんとしたアレンジで、と提案してました。
20160516-01Truck

大阪では15カ所でのべ15,000人が参加。

送り出し演奏に30分。
東京でも3万人が3方向への送り出しに1時間半かかりました。いずれも、メーデーでの送り出し。大変な労力です。ご苦労様。

20160516-01Osaka

憲法の心 ~平和といのち・子どもらと歌う
狛江ぞうれっしゃ合唱団

同団は創立10周年。
この機会に初めて全曲演奏に取り組みました。
創立当時は男声パートが確保できず、全曲演奏が出来なかったようです。

20160516-08Finale
近年ようやく男性団員3名を確保。当日は3名の応援を得て写真のようなステージに。

園長役には地元の俳優、高山正樹さんが、子どもたちは、狛江の親子ミュージカルの有志が参加しました。

20160516-08KodomoGikai
ゾウの鳴き声などの効果音はCDを使うケースが多いと思いますが、この日はトロンボーンで再現したそうです。
カホンというリズム楽器も入り、伴奏陣もこ全曲演奏を支えていました。
20160516-08Band


2000万人署名活動が6月30日まで延長。
これに呼応して、各地で「私とこの歌」をもって街頭行動が取り組まれています。それぞれの歌に込められた5人の思いを4~5面特集でお読みください。

「一人の手」
岡村朋子さん
(みやぎ紫金草合唱団)

戦争法案が可決されたとき、「もう決まったんでしょ?」という声に、この曲で応えました。

20160516-04Miyagi

「その手の中に」
佐宗弘雄さん
(合唱団TOSEI)

今年から取り組んでいる毎月JR錦糸町駅前での署名活動で必ずこの曲を歌っています。その思いを本紙でお読みください。

20160516-05Tokyo

「ヒロシマの有る国で」
佐藤 淳さん
(西三河青年合唱団)

サビの部分より曲の冒頭に気持ちを込めて歌っているそうです。

20160516-04Aichi

「春が来た」(平和がすき)
「こいのぼり」
(戦争するな)
(替え歌)
突田守生さん
(ときめきぽけっと)

歌詞と楽譜は、キャンペーンサイトで。

20160516-05Hiroshima
写真は、突田さんが、ウクレレサイズのギタレレを使って、この2曲を演奏しているスナップです。
(4月15日 「さよなら原発ヒロシマの会」で)
20160516-05Tsukuta

「あべこべ許せない」
堤 龍輔さん
(北九州青い空合唱団)

堤さんのオリジナル曲。本文で歌詞の一部が紹介されていますが、是非キャンペーンサイトに応募いただきたいですね。

20160516-04Kitakyushu

大阪での署名活動の際の、様々なドラマが4面、5面で紹介されています。

20160516-04Osaka
4面(写真上)はレガーテの方が、署名拒否の人とのやり取りを紹介。よくある話だけに参考になりますよ。

5面は、京橋駅前で、自衛隊の勧誘(写真右)、献血、募金はOKなのに、うたが入るとSTOPがかかるというエピソードを紹介。

20160516-05OsakaKeikan

菅野 章さん
神奈川・合唱団きずな
団長 菅野さん(写真左)にズームアップ。

菅野さんは77歳。昨年のあいち祭典でのシニア合同での合言葉「光齢期(高齢期)を元気に豊かに」を実践中。

20160516-03Kanno
オスプレイ反対集会、辺野古の座り込み(写真右)、うたごえ酒場と元気に飛び回ってます。
高齢化社会の中で、高齢者だからできる役割に頑張ってられます。
20160516-03Henoko
うたごえ川柳の常連さんでもあり、ここでも

  • 無視された民意が今年の主人公
  • 喜寿を過ぎボケていられぬこの世界
20160516-03UtagoeSakaba

  • 命よりもうけが重い再稼働
    長谷川節
  • TPP(公開)後悔してもういいんかい
  • 見送りも空振りもみなアウトです
    古都のハマちゃん

皆さんからの投稿をおまちしております。


栃木のうたごえ交流会

合唱だけでなく大正琴、コカリナ、バンドなど多彩なプログラムで開催されました。
写真の派手なコスチュームは「おや?まあ♪合唱団」。名前もユニークですね。

20160516-06HotLine

うたごえツアー
3/21日号で紹介しました、五日市憲法草案ゆかりの地を訪ねるツアーを箱崎作次さんが企画。
草案が発見された深澤家の蔵の前で創作曲「今一条の光となって」を披露されました。
この日、一人の参加者をうた新読者にお迎えしました。
20160516-04Hakozaki

コーラスつばさ
新日本婦人の会須磨支部のサークルとして10数年前に誕生。兵庫の合唱発表会に参加したり、女性九条の会などで歌ってきました。

20160516-06Tsubasa

新婦人コーラス「花の輪」
30周年記念コンサート
4月24日
長崎市民会館文化ホール
20160516-07Hananowa
介護予防の現場~ハイタッチ
シリーズ第6回は、ロックソーランで体操。テンポやフリを簡略して高齢者でも楽しめるやり方を提案しております。 20160516-03kaigoYobo

連載1009回
地方紙

5/19~5/25
青葉の歌

「国のすみずみから」
心つなぎあって
浜島康弘
(名古屋青年合唱団)

「自由なる大地へ」
長谷川尚弘
(三重・音楽文化集団
うた♪うた)
小村公次
(29)久しぶりのミュージカル
un democratic love 沢田研二
「アクション!」
安里拓真 作詞・作曲
試聴はこちら