しかし、被爆された方、大空襲の体験者のすべてが、戦争の悲惨さを語っているかというと、実は、大半の人が心の中に閉じ込めたままになっているそうです。

その辺の事情を今号の1面、４～５面でお伝えしております。

丸木美術館のおぞましい絵もそうですが、史実から目をそらすことはできないのですよね。

このようにして、なに不自由なく平和に暮らしていた家族が一瞬にして激変してしまうのが戦争。

その一歩を踏み出すまでに時間がかかったこと、踏み出しても実際に人の前でしゃべること難しさ、記事を読んでいてジーンときます。

こんな体験は、もう絶対にしたくない、それだけが強く残る今週のトップ記事です。

それと、へ～っと思う驚きの話がリードの中にありますよ。

なんとかひどい話が飛び出してきたものです。

TVニュースで見ていたら、金品を受領していた関電のトップが、「受け取らないと、高浜町の元助役から仕返しされるのがこわい」とか、

まさに、今週の川柳

「出るわ出るわ

安全神話の裏の裏」

これだけ受け取っていて、死人に口なし。すでに死亡している元助役にすべてをなすりつけているようです。

そういえば、福島の時も、異常事態に現場から海水を注入して冷却する、という提案を当時の経営者が「そんなことしたら塩害で使えなくなる」と。

そんな原発を多く抱えている福島のうたごえ仲間からの思いが8面の第二特集で光っています。

今年の教育のうたごえ祭典は青森で。

合唱発表会のほか、大音楽会、うたごえ喫茶、オプションツアーなど多彩な企画。

記事も写真から歌が飛び出してくるような名調子です。

京都祭典のプレ企画としても位置づけられている青年祭典。

70周年の迎えた北海道のうたごえは札幌で祭典を開催しました。

運営委員長は3時間の長丁場だったがやり終えた感動の余韻に浸っているというのもうなずけます。

大阪からスタートしたうたごえ人生50年を記念した独唱会を開催します。

11月1日(金）14時

北九州芸術劇場

その間に、合唱団・サークルの指揮指導にもあたり、現在では熊本の合唱団しらぬいに力をいれてます。

全国縦断コンサートの第29回は新潟で。10月27日の本番に向けて練習がすすんでいます。

ただ、その道のりが大変。人知れずのご苦労話を3面で読んで応援しましょう。

福島の今を知ろうと東京・大田区でのスライドトーク。

福島の歌を歌うあじさいコーラスがこれに協力しました。

年金者組合のうたごえが活況です。

静岡支部では創立25周年記念フェスタを開催しました。

大阪のうたごえサークル”すまいる”は年金裁判闘争10年で培ってきた歌って元気印を続けています。

札幌南支部。

オカリナ奏者は白寿で初めて6年目。ということは御年105歳！

後ろ姿はとてもそうは見えませんね。