2010年12月20日号

今年は被爆・戦後６５各地で地域のうたごえ祭典、合唱団のコンサートが開催されています。今号１面、４・５面で特集
大阪・北部のうたごえ祭典から
	歌が好き！平和が好き！この町が好き！１１月２８日、大阪茨木市会館大ホールで、大阪・北部のうたごえ祭典が開催されました。
	民舞のうたごえ（写真左）シルバーのうたごえ保育のうたごえ女性のうたごえ親子のうたごえ・・・多様なプログラムで構成された地域祭典の様子は、本紙もカラーページでお伝えしています。
	「被爆６５年、今、平和への願いをこめて」のステージ、「平和をうたう合唱団」の大舞台の様子は、全国で「地域祭典」を企画している人にとても参考になる記事です。
東京・絹の道合唱団「そしていま・・・」
	１１月２６日杉並公会堂第一部「子どもの十字軍」第二部独唱のステージ第三部組曲「千鳥ヶ淵で」
	３月から始めていた組曲「千鳥ケ淵で」をうたう合唱団の練習の成果を、作曲家信長貴冨さんの音楽会評として掲載しております。
神戸・神戸市役所センター合唱団「火垂るの墓」
	１１月１９日神戸文化ホール音楽で伝えた戦争への憎悪
	混声合唱組曲「火垂るの墓」の作詞者車木蓉子さん（右）と作曲者新見徳英さん（左）
東京・三多摩青年合唱団　「ふるさとの風に」
	１１月２７日ルネこだいら
	音楽評論家　小村公次さんの音楽会評をぜひお読みください。写真は、客演指揮の栗山文昭さん(左）と、ピアノの寺嶋陸也さん
北海道・登別コーラスフェス
	１１月１３日登別合唱協会主催のコーラスフェスの第２部合同曲では、１１０人の「悪魔の飽食」が演奏されました。


（１）　ハスの実の家　45周年記念・福井
	「ひろがれいのちのうた」 12月25日(土) ハートピア春江大ホール
	「どんなに重い障害を持っていてもかけがえのない人生の主人公といして人間らしく生きることを支援」・・・と設立されたハスの実の家写真上は、前回のコンサートより。
(2)　山崎昭彦さんが越前市文化奨励者として表彰
	武生センター合唱団指揮者の山崎さんが越前市文化協議会より、障害者と健常者でつくる「そんな街いいな合唱団」などの功績が認められ文化推奨者として表彰されました。（写真右側）
(3)　2011年元旦　あかつきの大合唱
	日本のうたごえ祭典inちばは2011年11月18～20日に開催されます。その成功に向けて、1月1日に「あかつきの大合唱」をおこないます。

日・中・越友好の旅～小さな歌輪の大きな感動
	東京・合唱団TOSEI団長小永井万知子さん（写真右）が日中、日本ベトナム両友好協会都連合会主催の「日・中・越友好の旅」に参加。この旅の中で歌った「松花江上」「茉莉花」の歌について、８面の紀行文に掲載しております。
	中国東北地方（旧満州）では、遼寧省で戦争中に起こった「平頂山事件」の数少ない生存者、方素栄さん（写真中央）と交流。
	ベトナムに近い中国南部の雲南省では、少数民族の民俗芸能を堪能。

訃報
	国鉄のうたごえ D51合唱団のセカンドテナー、鈴木富士夫さんが、かねてより闘病中のところ、１１月８日に逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。