■100年前から根を張る憲法の心
笠木透さんに聞く(『連根の会』よびかけ人、フォーク・シンガー 憲法を描くCDブックス『君よ五月の風になれ』他)
〈リード文〉「憲法が施行されて60年。是非私の内閣として憲法改正を目指していきたい。参議院選挙でも訴えていく」と意欲的な改憲姿勢を示した安倍前首相の年頭あいさつから半年余。参院選での自民党大敗、直後のあっけない辞任で、憲法改悪の速度は落ちたかに見える。が、替わって登場した福田首相も「国民投票法が本格施行となる3年後に向け、議論を」と改憲を名言している。憲法、とくに九条を変えることに世論調査でも危機感が高まってきた。そんななか、映画「日本の青空」や5月に放送のNHK・ETV特集「焼け跡からの生まれた憲法草案」で日本国憲法成立過程が詳しく伝えられ、「日本国憲法の間接的起草者・憲法学者鈴木安藏」の存在がクローズアップされた。なぜ今までこの人物がもっと語られなかったのか。実は10年前発行のCDブックス「君よ五月の風になれ」ですでにこのことを紹介しているフォーク・シンカー笠木透さんにあらためてお話を聞いた。 聞き手 三輪純永本紙編集長
■2007年日本のうたごえ祭典in奈良へ
―人ひとりが輝くこの星の主人公 「ボクたちのさがしもの」に出演の小学生から高校生
■ず~むあっぷ
映画「君の涙 ドナウに流れ-ハンガリー1956-」
■連載
「芸能マンスリー」伊藤 強
「うたキタス エーちゃんのうたごえ喫茶めぐり」
「われらニャがの合唱ニャン」古沢 望
「試聴室」
「空を見てますか」池辺晋一郎
■楽譜
「憲法九条を世界へ」
■ナターシャ・グジー北海道ツアーより
■文化で湧き出る闘いの心
10・28国民大集会・東京
上がり、福祉・社会保障は次々と