2022年12月5日・12日号

沖縄の心を歌い継ぐ 普天間かおりさん
こちらは7面掲載のちょっと前の写真。
今号1面掲載の普天間かおりさんの写真は、右の紙面イメージの通り、思い切ってショートカットに。ブログによると「長澤まさみみたい」と言われているそうです。

さて、今年メジャーデビューして20周年。そして、今年は沖縄復帰50年ということで、改めましてインタビューをさせていただきました。

この9月にはミュージカルに初挑戦。
そのタイトルが「てだのふぁ」。
今年没後30年を迎えたいずみたくが育てたミュージカルグループ、イッツフォーリーズの公演で、普天間さんは主人公の少女のお母さん。
原作は、灰谷健次郎の「太陽の子」。
3年前の2019年10月31日午前2時40分に発生した火災は11時間にわたって燃え続け、7つの建物、4800㎡が消失しました。
その原因は、いまだにわかっていないそうです。
その修復はいつになるのでしょうか?
沖縄戦で米軍爆撃で焼失した首里城は、1989年から修復作業にとりかかり30年後の2019年1月に完了したばかりでした。復元などの総工費は240億円にもなったそうです。
復帰50年の今年、普天間かおりさんは、FM沖縄とFM東京のコラボ企画、沖縄の3人の歌人を訪ねる取材に取り組まれました。番組タイトルは『血や怒り悲しみでもなく人を抱く色として咲けハイビスカスよ』

沖縄出身の歌人・平山良明や、沖縄で短歌研究と創作を続ける名桜大学の屋良健一郎と歌人・佐藤モニカ夫妻に取材を行い、復帰後50年に渡る沖縄の姿を、歌に詠まれた言葉を通じて考えていきます。

普天間かおり
20周年アニバーサリー2022
12月24日(土)
東京文化会館小ホール
今回のインタビューでキーワードが「太陽」。沖縄の方言では「てだ」「てぃだ」です。

納得できる解決を目指す JAL被解雇者労働組合(JHU)
「あの空へ帰ろう」と2011年の千葉祭典での大合唱がいまでも耳に残っています。
そのうたごえはJAL原告団合唱団フェニックスとなり、約10年間、私たちと共にありました。
そして、今年、7月に、3つの組合のうち、2つが全面解決に。1つが闘争を継続しています。
東京のうたごえ合唱発表会では、従来からの組合員による合唱団フェニックスが出場して、職場の部で、全国交流会での全国合唱発表会に推薦されました。
この写真は、10月の電通のうたごえ祭典。出場したのは、闘争を継続しているJHUの方々。
本紙では、10月17日号で、全面解決した2つの労組の経過報告をしました。
そして、今号で闘争継続している組合(JHU、JAL日解雇者労働組合)の目指す方向を、写真の山口委員長に伺いました。
4~5面で詳しくお伝えしておりますので、10/17号と併せてお読みください。
JHUは、12月8日に東京・文京区民センターで大きな支援行動を計画しています。
多くの支援団体がHPに掲載されています。
折しも、今期の朝ドラ「舞いあがれ!」はヒロインがパイロットを目指す物語。
航空業界が、若い人を希望を持てる職場になるように、労働組合の皆さんに頑張っていただきたいですね。

来年は2023日本のうたごえ祭典in北海道
祭典実行委員会が開催され、野外フェスティバル、特別音楽会の概要が見えてきました。
右のチラシをクリックすると、とても大きく表示されますので、詳細をお読みいただけます。

来年はうたごえ運動75周年。
その記念のための委嘱作品集「スタートライン」。その全曲が演奏されるのが楽しみですね。

今年の4月のお披露目演奏会での全曲演奏で、仕事のため出席できなかった井上鑑さんも駆けつけていただけるようです。

写真の髙畠運営委員長から「賛同金へのおねがい」
今年は交流会のため賛同金はありませんでした。その分、ぜひ来年に回しましょう。

グッズの準備も進んでいます。
今年の愛知での全国交流会でも宣伝のため、祭典グッズがいろいろと販売されるそうです。
お楽しみに!

今年の全国交流会の特別音楽会では、うたごえ75周年記念委嘱作品集「スタートライン」から「すこしずつ」など2曲が演奏されます。
上述の通り、来年の北海道祭典では全曲演奏がされますので、各地での練習会が早くも始まっています。
今号3面では、大阪のうたごえと関西合唱団の共催の合唱講座で取り組みが進んでいます。
写真右 講師の新実徳英先生。
写真下 100人余が参加した合唱講座

各地でも練習会が取り組まれています。
宇都宮センター合唱団は、来年のコンサートでの中心に「スタートライン」に取り組もうと計画をしています。
記事には投稿されませんでしたが、東京でも、山本高栄先生による練習会が開かれました。


ウズベキスタン共和国のサマルカンドで合唱交流が行われました。
サマルカンドは青空と青い屋根のモスクをもつ青の都と呼ばれています。
きれいな街ですね。
一度行ってみたいけど、今は、4面の記事で言ったつもりに。
企画したユラーストラベルの社員さんが合唱団白樺と千葉から愛と平和を!合唱団の団員さん。
交流会では、地元の合唱団からウズベキスタンで歌い継がれている歌などが披露されました。
なにか目新しい掘り起こしがあるといいのですけど。
日本側からは「赤とんぼ」「故郷」など。
そして、ジュラーヴリク・・とうたわれる「おりづる」が架け橋になったようです。
サマルカンドは奈良県と友好都市提携をしています。
古都とシルクロードの都市をつないだのでしょう。

11月になるとオーストリアには冬将軍が。
この時期、路上生活者には厳しい季節になります。しかし、この国には、そういう人のための市民協力によるセーブティネットが張られているそうです。
その仕組みを前田さんからの糸電話でお伝えしております。
毎回、かの国の福祉体制を読んで、なんでこの国の貧相なことと嘆かざるを得ません。

  • リスペクト奈緒の引退さわやかに
    福家駿吉
  • 「記憶ない」辞任をたどる逃げセリフ
    金倉俊嗣
  • 物価高ゆく年くる年くらし苦し
    来島快挙

皆さんからの投稿をおまちしております。


22回目のスタンディング
ウクライナは冬の季節に。そんな中、非情はロシアはエネルギー関連施設に攻撃を加えているというのですから。三多摩青年合唱団の駅頭支援行動はますます熱気を帯びています。

藤沢合唱団
みんなの心に元気と勇気と希望を
第4回うたはともだちコンサート
12月17日(土)
藤沢市民会館
公募合唱団で「アメイジング・グレイス」などを演奏します。
山形センター合唱団
創立60周年記念演奏会
12月25日(日)
山形市民会館
記念委嘱を詞を斎藤範雄、曲を武義和の両氏に。「いまともに・出発(たびだち)のうた」ができました。

第36回医療のうたごえ全国祭典from基地局・京都
11月6日
オンライン開催
15団体が動画で
3団体がライブ中継
広島の合唱交流会
11月5日
広島市西区民会館
昨年のひろしま祭典で「広島 愛の川」の指揮をしていただきました内田陽一郎先生から投稿をいただきました。

合唱団この灯
30周年記念コンサート
平和への思い歌い続けて
10月30日
東京・ティアラこうとう大ホール
合唱団あすをひらく風の指揮者小林光さんからの所感
西宮さくらんぼ合唱団
愛と平和のコンサート
~君は生きているか
10ガル39日
なるお文化ホール
声楽家、内海綠さんからの所感
合唱団アンラコロ
50周年記念演奏会
伝えよう平和のうたを
とどけよう愛のうたを
10月29日
釧路市生涯学習センター
武生センター合唱団
第41回定期演奏会
くらしを歌い いのちを歌う
11月3日
いまだて芸術館

2022年 別れと出会い
この一年、多くの仲間が他界。本紙の「訃報」欄でも、南部合唱団の加山明美さんらの逝去をお伝えしました。
写真上、第65回国鉄のうたごえ祭典に参加した方から。
今年は国鉄のうたごえのリーダー3人の訃報に接したが、祭典で旧知との再会の喜びを。

写真右、2007年の奈良祭典の宣伝に来られた一村好郎さんの出会いの思い出が語られました。


連載1310回 地球ハ丸イゼ
12/05~19
イマジン
外山雄三さんのこと 僕のこと
浜島康弘
名古屋青年合唱団
(69)泣かせる北帰行
あの人の手紙
筒井佳子
愛知・みどりんコーラス
戦死した兵士が姿を変えた 鶴
第33話
孝ちゃんの架け橋
ハンデをいのちの灯火に替える
新しい和太鼓ライブのあり方 その①
塩原良
ジョイ:ホリデー・コレクション
ジュエル
ブルーグラスのモリー・タトル
土を喰らう十二カ月
もう一人行進曲
保母理恵子 作詞作曲
試聴はYouTubeで
神奈川・杉山良江