今週号１面を飾っているこの写真はやはりカラーで見ていただきたかったです。

広島朝鮮中高級部舞踊部のみなさんです。

祭典出演に際して、期待などを語っていただいたのは教務部長の金令姫さん（写真右）。

高校生10人、中学生4人からなるチームを率いておられて、近々開催される学園創立75周年記念行事を、祭典と同じアステールプラザで開催します。いまは、その準備・調整で大わらわのことでしょう。

広島では全国に先駆けて「1条校」に準する学校と認めていますが、実際のところはまだ各種学校の位置づけになり、日本の大学進学にも問題を残しているそうです。

どこから、なんで、こういう差別が生まれるのでしょう？この機会に考えてみたいものです。

人生を歌う～今が春

12月7日(火)

千葉アミュゼ柏クリスタルホール。

桜井さんは、冤罪・布川事件の当事者。獄中生活で書き溜めた詩に込めた思いをお届けします。

軍国主義で普通の人が鬼に変わり、それが収容所生活の中でまた鬼から人へ再生してゆく、という物語です。

日本に帰還した人が持ち帰った朝顔は赦しの花として根付いています。

今年の1月22日に核兵器禁止条約が発効。これを記念したつどいが10月24日に大阪で開かれました。

しかし、ここに到達するまでに9カ月も。コロナ禍で２回延期になってました。

つどいでは音楽と映像でつづる「原水爆禁止運動とうたごえ運動のあゆみ」が上映されました。

このビデオは、1月22日当日に広島で演奏・撮影されたものです。

今回は指揮者の話。

カルロス・クライバー（没2004年）で盛り上がってますけど、「誰？」と思った方は、こちらのYouTubeで。

このYouTubeでは古い映像でブルベン、バーンシュタインも見れるのですから、ありがたいことです。

今回は、2020年8月から今年5月までの応募曲が選考の対象。

「Ｂｙｅ－ｂｙｅ原発」

の2曲については今月発売予定の季刊日本のうたごえで、武義和編曲で楽譜が掲載されます。

練習会場で換気のためにドアを開けていたら、聴いた人が飛び込みで合唱団に参加したという嬉しい話。

先週号で訃報をお伝えしました原守男さんは荒木栄と行動を共にしていたということもあり、この日併せて合掌、黙祷が捧げられました。

合唱発表会

友情出演「風とたんぽぽ」

特別企画「小林康浩作品」

という構成。

風とたんぽぽは武義和さんときむらいずみさんのユニットで2014年みやぎ祭典のオリジナルコンサートに出演してました。