2018年2月10日・12日号

20180210

生かそう日本国憲法の真価
いま、うたごえ運動で進めている「5つの止」:
戦争法廃
辺野古新基地阻
原発停
核兵器廃
安倍憲法改悪阻

うたごえ運動70周年の記念すべき今号では、弁護士の伊藤真さんに、「日本国憲法の真価」について、話を伺いました。

20180210-01Ito
ポイントは8つ
1.9条、世界平和の基調
2.幸福権と幸福追求権
3.25条 生存権
4.共生の思想
5.明治憲法と日本国憲法
6.憲法の力をつかむために
7.憲法力は想像力
8.安倍改憲を止める市民の力
20180210-01Osaka
これらを、1項目づつ、長期連載でお伝えしてゆきます。

各合唱団のみなさんは、いろいろな集会に出向き、演奏しているわけですが、今一度、原点に立ち返って、今の問題点を整理して、学びなおすことも必要でしょう。

そんな一助になることを願っている。

20180210-12Ito
この写真は、昨年5月3日の憲法集会。
うたごえと日本音楽協会の協同演奏が実現しました。
今年も「HEIWAの鐘」の演奏が計画されています。
20180210-12Kenpo

祝70 各界からのメッセージ
おかげ様で、この2月10日で、うたごえ運動創立70周年を迎えました。
なんで1948年の2月10日が誕生日かということは、9つの70周年記念企画のウチのひとつ、「うたごえは生きる力」(高橋正志著、2月10日発売)に詳しく書かれておりますので、ご一読ください。

記念すべき、本号では4~5面に各界からのメッセージを掲載しております。

20180210-04Tanaka
写真上は、現会長の、田中嘉治さん。
4面にごあいさつを掲載しました。

こちらは、うたごえ運動創始者の関鑑子さん、残念ながらメッセージをお寄せいただくことはできませんでした。
白黒写真ですが、部分カラーにしてみました。

20180210-04Seki
1948年2月10日に開催された共青コーラス隊のコンサートをもってうたごえの誕生とされました。
そして5年後に第1回うたごえ祭典が日比谷公会堂で開催されました。
20180210-04Saiten
国際交流も活発で、この写真は1955年、ワルシャワで開催された世界青年平和友好祭。参加した日本からの代表団と各国の代表団が合同で「原爆を許すまじ」を歌っているシーンです。 20180210-04Warsaw
大阪城ホールに15000人を集めた1984年の祭典。 20180210-04OsakaSaiten
2006年ふくい祭典(右)
2010年沖縄行動(右下)
2010年NPTニューヨーク行動
などの歴史のなかで培われた運動について、次の方々からメッセージをいただいております。
(敬称略)

池辺晋一郎(作曲家)
安井正和(原水爆禁止日本協議会事務局長)
伊藤千尋(ジャーナリスト)
笠井貴美代(新日本婦人の会 会長)
小村公次(音楽評論家)
小松久子(日本母親大会連絡会 事務局長)
栗山文昭(合唱指揮者)
新実徳英(作曲家)
普天間かおり(歌手)
ソン・ビョンフィ(”サム・トゥッ・ソリ”リーダー)
林田光弘(ヒバクシャ国際署名キャンペーンリーダー)

(賛同メッセージ)
小田川義和(全国労働組合総連合議長)
木津川計(立命館大学名誉教授、上方芸能評論家)
寺嶋陸也(作曲家)
ナターシャ・グジー(歌手、バンドーラ奏者)
藤井知昭(音楽学者、国立民族学博物館名誉教授)
湯川れい子(音楽評論家、作詞家)
山田洋次(映画監督)

20180210-05Kodomo
20180210-05Okinawa
20180210-05NY
20180210-05Osaka

どんぐり43周年コンサート
今号の最終面は16面。
その第二特集は、東京・どんぐり(墨田区保育園うたごえサークル)の43周年コンサートの様子をお伝えしております。

失礼ながらピアニストを入れて11人の合唱団のコンサートですが、

20180210-16Donguri
これだけの参加者がステージに立ち、客席は、下の写真のとおり、582席の曳舟文化センターホールはほぼ満員。

どこにそんな魅力を秘めているのか、じっくりとお読みください。

20180210-16Morimori
第3部「ぞうれっしゃ…」では、地元のほか、みなとぞうれっしゃなどの応援も得て総勢105人のステージ。

現役の保育士さんたちが号泣していたそうです。

20180210-16banana
初参加の園児のお母さんの感想も秀逸です。
ぞうの魅力、指揮者酒井崇さん(写真下は北風小僧の寒太郎)の魅力がいっぱい詰まった、16面の特集、是非、お読み逃しのないように。
20180210-16Utaukai
20180210-16Sakai 20180210-16Alpa
指揮者 酒井崇さん アルパ奏者 池山さん

新春早々、長野の青年たちが中心の「ザ・イスカンダル」は大車輪での活動が続いています。

20180210-03Iskanbdar
原水爆禁止長野県協議会から「ICANのノーベル賞授賞式参加報告会」での演奏が依頼され「HEIWAの鐘」などを演奏ました。

会では、授賞式に参加した被団協の藤森事務局次長さんの報告や、無言館館長の窪島誠一郎さんのトークなど。

20180210-03Kuboshima
ザ・イスカンダルでは大役のオファに、「練習時間を増やせないが、演奏を増やそう、と報告会の前に、新年会を2カ所を引き受け。

そして、報告会のあとは、うたごえ喫茶にも。

新年早々大忙し!

20180210-03Utagoe

つぶてソングのつどいin杉並
音楽の架け橋
~杉並&南相馬

4月15日(日)14時
東京・杉並公会堂

歌える人は、開演1時間前に集合。新実さんのリハのあとステージへ。
詳細は3面で。

20180210-03TsubuteSong


「青い空は」を訪ねて
「青い空は」の作者大西進さんが、念願のベトナムでの交流が実現しました。

1971年にこの曲ができたとき、まだベトナム戦争は続いていました。
1973年に米軍が撤退。
その後も、内戦の様相ですが、1975年にサイゴン陥落で終結しています。

20180210-12Jyosei
1971年8月から、ハノイ放送から南ベトナム解放戦線向けに、ベトナム戦争勝利を励ます歌として流れていたそうです。

このころから、大西さんは、いつかベトナムで歌いたい、という願いを持っていました。

20180210-12Godo
今回、作詞者の小森香子さんも同行。
総勢45人での訪越。

なぜ、ベトナムで「青い空は」が歌われるのか、12面のカラー面でお読みください。

20180210-12Komori
この写真の背景に、マラソン金メダリストの高橋尚子さんの名前が。
記事でも書かれますが、ベトナム戦争で米軍により使われた枯葉剤被災者支援マラソンが行われていました。
その枯葉剤被害者の「ベト君、ドク君」の弟のほうのドク君がこの写真です。
20180210-12Docsan

働くものの思いをつなぐ

宮城教職員合唱団
ひまわり

昨年のいしかわ祭典で創作曲「子どもを真ん中に」を合唱発表会・職場の部で発表。
その背景を13面で。

20180210-13Miyagi

合唱団プリマベラ
第10回コンサート
耀け!憲法
2月25日
市川市文化会館

20180210-13Meiji
同コンサートで、明治乳業争議団(写真右、小関団長)とJAL争議団が共にステージたち、仲間の絆を一層強める演奏を予定しています。 20180210-13Ozeki

愛知教職員合唱団きぼうは、愛知県高等学校教職員組合女性部の新春の集いで演奏しました。

20180210-13Aichi

連載 (58) 沖縄の叫び
仲山忠克さん
(弁護士)

沖縄での様々な闘いのなかから感じたという「歌声は、時には感情を鼓舞して勇気を与え、時には悲しみを癒す万能薬である」と。
話しには前後がありますので、3面でお読みください。

20180210-03OkinawanoSakebi

  • 火山より監視してほしい米軍機
    トドチャン
  • 寄せ鍋にモヤシ進出野菜高
  • 人生は老いも若きも「活」だらけ
    長谷川節

皆さんからの投稿をおまちしております。


宮崎、県協議会準備会

来年、宮崎にうたごえ協議会を設立しようという準備が進んでいます。
来年と言えば、佐賀でも準備が進んでいますね。
今年の九州祭典はクマモンの熊本!
九州が熱いです!

20180210-14HotLine

本紙7月24日号でご紹介した、三重県産の辺野古新基地土台資材。そんな不名誉を返上しようと宣伝行動が進められています。

20180210-14Mie

福祉施設に併設されているボランティア喫茶で、9条改悪NO!3000万署名行動が進んでいます。

20180210-14Shomei

トゥレコローリ コンサート
風を紡いで…
12月24日
東京・武蔵野市民文化会館小ホール
20180210-15Minezaki 20180210-15Kosuge 20180210-15Hiruma
峯崎りみさん 小菅則子さん 比留間あゆみさん

ミュージカル
「サラサとルルジ

12月23日・24日
鎌倉芸術館小ホール
20180210-15Sarasa

連載1088回 何度でも…憲法について
2/12~2/19
星の界
③スローガンとの区別
①時代の転換期 「リンゴの唄」と「俺は労働者」
「母なる故郷よ」 小林光 (東京三多摩・ 合唱団あすをひらく風)
社会の底辺から響く歌声
はじめてのおもてなし
「つなぐ」
~kokoro no te~
東京青年のうたごえ 作詞
仲里幸広 作曲
演奏はこちら
大阪・志賀民江さん