2018年2月26日号

20180226

今から70年前の2月10日に誕生したうたごえ運動。
今年の記念すべき日に、東京で日本のうたごえ全国協議会総会が開催され、その夜に、全国から集まった総会代議員を含め200人が70周年記念をお祝いしました。

開幕は「わが母のうた」をトランペットで

20180226-04Matsudaira
まずは開幕演奏。
70周年の9つの事業の一つ、ニューアレンジ集「みんなのうた」から「あかつきの空に」を渡辺享則副会長の指揮で演奏しました。
20180226-04Watanabe
20180226-01Tokita 20180226-01Kodama
うたごえ70周年記念事業よびかけ人が二樽の鏡開き


続いて、各界からのスピーチをいただきました。

20180226-04Tanaka 20180226-04Yasui 20180226-04Komori
田中会長
日本のうたごえ全国
協議会会長
安井正和
日本原水協事務局長
小森陽一
九条の会事務局長
20180226-04Ichida 20180226-04Kuriyama 20180226-04Zenroren
市田忠義
参議院議員
栗山文昭
合唱指揮者
小田川義和
全労連議長
20180226-04Akatsuki 20180226-04Omura 20180226-05Niimi
工藤盛雄
あかつき印刷社長
小村公次
音楽評論家
新実徳英
作曲家
20180226-05Futenma 20180226-05Kodama 20180226-05Ito
普天間かおり
シンガーソングライター
児玉洋子
音楽センター会館オーナー
伊藤千尋
ジャーナリスト
20180226-05Terashima 20180226-05Ikebe 20180226-05Takahashi
寺嶋陸也
作曲家
池辺晋一郎
作曲家
高橋正志
日本のうたごえ常任委員会顧問
普天間かおりさんは、「芭蕉布」の独唱も交えたスピーチ。

どうしても後方の酒樽に目が。
参加者によると、この時点でまだまだ美味しいお酒が残っていたそうです。

20180226-05Bashofu
組曲「こわしてはいけない~無言館をうたう」の演奏普及という70周年事業の一つとして、第6章「抱きしめよう」が作曲者の池辺晋一郎さんの指揮で演奏されました。 20180226-01Dakishimeyou
この日、70周年事業の一つ、記念出版「うたごえは生きる力」が上梓され、紹介されました。

フィナーレを飾る全員合唱は、「青い空に」を作者の大西進さんの指揮で。

20180226-01Reception
作詞の小森香子さんの息子さん、小森陽一さんも壇上でご一緒に歌いました。(アコーディオンの高田龍治さんの右側) 20180226-05Finale
この日の詳しい様子は、今号1面と4~5面でお伝えしております。
この中で、5面の池辺さんのごあいさつがとっても印象に残りました。
是非、ご一読ください。
20180226-04Kanpai

日本のうたごえ全国協議会の総会が開催されました。
今年は上記のように、うたごえ70周年の年に当たり、運動として様々な記念事業に取り組んでいる中で行われました。
20180226-04Sokai
紙面の関係で5面に簡単に紹介されていますが、それでも長崎や奈良・埼玉など各地の取り組みについて、触れられていますが、とても参考になる「自慢話」です。

こういう話は本紙でどんどん取り上げたいですけど、詳細は、4月発行の季刊日本のうたごえ180号でお伝えされる予定です。

20180226-05Sokai
今年の記念講演は小森陽一さん。
「憲法を生かし平和な未来を~今『改憲』を考える」と題して行われました。

最後に、沖縄から参加された石垣潔さんの指揮で「沖縄を返せ」を全員合唱。

20180226-05Okinawa

現在、安倍9条改憲NO!の声を届けようと、3000万人署名が取り組まれています。

今回の総会に先立ち、会場のあるJR四ツ谷駅まえで署名行動が行われました。

20180226-03Yotsuya
2月10日はうたごえの古希誕生日。
全国一斉にうたごえアクションに取り組もうと提起されました。

各地の様子は改めて!

20180226-03Shomei

うたごえ70周年記念ロングインタビュー
連載③
伊藤真さん(弁護士)

日本の技術力なら世界最強の武器だってできるけど、そうしてこなかったのは、憲法と、経済界、財界も「そんなことで金もうけはしない」という確たる理念が戦後復興の原動力だった、と伊藤さんはいいます。

20180226-04Ito
そうかな?と思わせるような点は多々ありますが、大きな流れとして、日本はそうしてきたんだ、ということに改めて合点。

ところが、武器輸出の解禁、原発輸出など、金もうけの仕方が、世界標準に近づいてきている。
日本独自の経済モデルが崩れかかっている、と今回のインタビューで警鐘を鳴らしています。

「世界標準」って何?詳しくは4面で。

20180226-04Action

若者がつまむ”平和”
関西合唱団の様々な日常活動で、研究生育成をされていて、全国合唱発表会にも常連になっています。
今回ご紹介する関西合唱団青年部Peace&Amuse。
2015年、2016年の合唱発表会では一般の部Aに出場して、銅賞(15年)、銀賞(16年)を獲得している実力派です。
20180226-08Hiroshima
2015年、関西合唱団の定期演奏会で歌った青年で発足。その年の合唱発表会で「その手の中に」などを15名で演奏。
いきなり銅賞ですから、定期演奏会での努力がうかがえます。
20180226-08Cafe
今年の10月、関西合唱団の定期演奏会で「平和」をうたう合唱組曲を作成中です。

そのため、「平和」って?と学習・体験のため広島へ。
そこで見聞きしたお話を今号8面の第二特集でお伝えしております。

20180226-08MemberZenin
また、それまでの経過と今後の展望などについて、先日開催された全国協総会でふたりの団員が発言をしました。 20180226-08SokaiHatsugen

先週号6面の「通信ありがとう」欄には、箱崎さんからの通信はすでに27本。
この連載が第9回目ですから、3倍のペースで記事を送っていただいているのですね。
ということを踏まえて、今週の7面をお開き下さい。
20180226-07TenjikuBeach
お住まいは、南インドのチェンナイ。
インドではカレンダーが多種類あったのが1957年に統一されてます。
それでも、お正月はグレゴリオ暦の1月1日と、タミル歴での4月中旬にもあるそうです。
20180226-07TenjikuPicture

わかちばーず
うたう会&ミニコンサート
3月11日(日)
千葉市検見川公民館

普段練習に使っているところを地域に根付くために年4回開催してます。

20180226-03Wakachiba

東アジア平和音楽祭
3月9日(金)
インマヌエル礼拝堂

中央合唱団が中心となり、合唱組曲「こわしてはいけない~無言館をうたう」の全曲演奏に取り組んでいます。
指揮は作曲者の池辺晋一郎さん。

20180226-03Kowashitehaikenai

平和祈念4部作
3月9日(金)
渋谷さくらホール

安藤由布樹さんの作曲家デビュー35周年記念。
広島・長崎・沖縄・東京大空襲をうたう4部作を一挙に。

20180226-03Ando

連載 (58) 沖縄の叫び
赤嶺和伸さん
(普天間居場所づくりプロジェクト、そいそいハウス代表)

米軍ヘリからの部品の落下。子どもたちは校庭で遊ぶこともできない。
そんな子どもたちが気軽に集い、安心して過ごせる居場所を提供している赤嶺さんの苦悩の叫びは、なんともやるせなさを感じさせます。
でも、これが現実なのですね。

20180226-03OkinawanoSakebi

  • 壁に溝火種逆流トランプ氏
    長谷川節
  • 国会は学級よりも崩れ果て
  • 科捜研追えぬは消えた通貨かな
    熊野古道

皆さんからの投稿をおまちしております。


JMITU日本IBM支部旗開き

旗開きの場がうたごえ喫茶になってしまったと。大熊君のすごいところは、ほとんど楽譜なしでギター伴奏。だからテンポ感が早いんですね。

20180226-06HotLine

うたう仲間TOMOの大うたごえ喫茶。
振付けのある「毬と殿様」、YouTubeでみたいなぁ!

20180226-06Shizuoka

しあわせいっぱいコンサート合唱団の新春うたう会2018。
曲の紹介はネット検索した、その曲のエピソードをふまえたもの。なかなかやりますなぁ!

20180226-06Osaka

3月9日(金)
「松戸のうたごえ喫茶」では常磐線沿線のうたごえ喫茶を一堂に集めて、「3・11私たちは忘れない大うたごえ喫茶」を開催します。

20180226-07Matsudo

登校拒否を克服する会・交流会

「コーラス三びきのくま」は、登校拒否を克服する会の公演と相談会に歌で参加しました。
ここで演奏された合唱組曲「そだちあういのち」については、同団のブログを併読してください。

20180226-07TokoKyohi

連載1090回「核態勢見直し」について
2/26~3/4
ゴンドラの唄
⑤揶揄としての川柳
「地底のうた」 一色眞一 (石川・小松うたおまい会)
オリコンランキング改革
演歌を見直させる神野美伽