2020年10月5日号

20201005

安全な翼を求めてJAL原告団の闘い
10年目の大晦日は迎えない、迎えさせない、の意気込みが伝わる今号1面の記事です。

2010年暮れにパイロット81人、客室乗務員84人、計165人を整理解雇した日本航空。

不当解雇撤回を訴えてきたこの10年の軌跡を争議団パイロット団長山口さんに伺いました。

20201005-01Yamaguchi
改めて、当時の日航の経営体質などを今号の記事で読み返すと、一体何が問題だったのか、理不尽さが浮かび上がってきます。 20201005-01JAL
解雇が認められる4要件を満たしておらず、4度のILOの勧告を無視して、東京オリンピック・パラリンピックの「公式スポンサーとしての義務を果たさないという企業には、みんなの力で倍返ししかないですね。 20201005-04Yamaguchi
この問題が起こってすぐにうたごえは支援行動をおこしました。

「あの空へ帰ろう」をつくり、駅頭行動、本社前行動にそのうたが響いてきました。

20201005-04Fujita
日本のうたごえ祭典でも、翌2011年の千葉祭典から原告団のオレンジ色のたすきがステージと観客と結びつけていました。 20201005-04Senden
その後、JAL原告団合唱団フェニックスが結成され、自分たちも率先してうたごえで発信するという行動スタイルに。

2013年のおおさか祭典の全国合唱発表会では、交流の部で「あの空へ帰ろう」「誇りある道」を演奏しました。

(写真は2016年えひめ祭典)

20201005-04Saiten
全国に33の支援団体ができています。

山口さんは、勝つまで闘うの意気込みを持っています。

20201005-04JALHonsha
コロナ禍の今だからこそ、解雇争議を解決したい、というフェニックス団長の藤田さんの言葉が、全国でコロナ解雇を受けている6万人超の労働者に勇気を与えることでしょう。 20201005-05Tachikawa

2019年4月1日号の本紙でお伝えした佐賀のうたごえ協議会の設立。

当初3団体でのスタートから、4番目の団体が加盟しました。

20201005-03Saga
鹿島うたごえ合唱団誕生までの経緯と、コロナ禍での紆余曲折を3面でお読みください。

春のNPT/NYでの演奏が中止となった「「平和の旅へ」の取り組みから始めています。

皆さんで応援して行きましょうね。

20201005-03Renshu

調布狛江合唱団の鈴木団長は古希を越えてますます元気になってます。

20201005-03Chofu

職場編

訪問看護師加藤さんは愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団の団員さん。

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歌って踊って笑顔を届ける訪問看護師、というキャッチフレーズですが、コロナ禍ではそうもいかず苦労されていたようです。 20201005-04Midori
それがある日の訪問で一変。こんな時だからこそ歌の力を感じたというエピソード。

4面に加藤さんのお写真を目印に記事を探してください。

思わずにっこりしますよ。

20201005-04Iryo

JR西日本ではコロナ禍で年末手当の減額が提示されているそうです。

非正規社員には雇用の問題も。

そのほかびっくりするような思わず眉をひそめたくなる現場の状況を5面でお伝えしています。

20201005-05Scrum

医療

長野の佐久病院コーラス部は季節のイベントなどで病棟訪問演奏を行ってきました。

20201005-08Christmas
コロナ禍で活動が制限されている中で、写真のような演奏活動はストップしたまま。

そこで、出されたアイデアがビデオレター。

過去の演奏動画や写真を編集して作ったそうです。

20201005-08Tanabata
紹介ビデオ

七夕ビデオレターFB版

他にも同団ではYouTubeで定期演奏会の様子、病棟演奏の映像などを発表していますので、この機会に視聴してみてください。

20201005-08Concert

  • 味手管安倍川餅を継ぐ縁(よすが)園田鉄美
  • 二匹目のポチになのか”苦労人”菅野章
  • カタカナを覚えさせられ夏終わる上野昭紀

皆さんからの投稿をおまちしております。


しまんとの風にのせて

JR分割以来、数々のローカル線が独自に採算が取れないとして廃線に追い込まれています。

四万十川の鉄道予土線もそんな危機にあります。

こちらの画像をみなから、6面の記事と5面の楽譜の優しいメロディを口ずさんで見てください。

20201005-06HotLine

合唱団エルデはおよそ半年の活動休止後、活動再開へ学習会を開きました。

今後の活動については6面で。これから再開を検討している合唱団・サークルに参考になりますよ。

20201005-06Elde

替え歌を歌う会
愛知県岡崎には「替え歌バンド」があるそうです。

まずはこちらでお聴きながら7面記事をお読みください。

もしもしかめよの替え歌

汽車ポッポの替え歌

ほかに、こんな素敵なオリジナル曲もあります。

綿のうた

20201005-07Kamitsu

清水作子さん

1960年代の安保・三池闘争のころ、佐賀県のうたごえ創立時からのうたごえ活動家。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

20201005-07Shimizu

本紙7月6日号でご紹介した埼玉東部合唱団レインボーの壬生さん。

その記事をきっかけで、なんと30人の新しい本紙読者を迎えました。

その経緯などを3面で。

20201005-03Saitama

連載1209回

宮本武蔵


10/5~10/11


ドンドン


車椅子に乗りながら

浜島康弘(名古屋青年合唱団)


(69)ハローの軽さ


「ひとつぶの涙」

山田秀樹(東京・板橋区議会議員男声合唱団うでまくら)


若者の夢から生まれた

「夏の思い出」


第七話

新時代の芸能のカタチ~チームHAYASU~

田んぼでアート・予祝

塩原 良


Pomp&Piazazz
エリック・カンゼル&シンシナティ・ポップスオーケストラ





奈良・杉浦政子さん