2016年9月26日号

20160926

一歩も退かない
第3次うたごえ沖縄行動
2月、6月に続き、今年3回目のうたごえ沖縄行動が取り組まれました。
北海道5人、和歌山1人、広島13人そして地元沖縄からの参加者が沖縄で学び、闘い、そして、4曲の歌をつくり上げました。
20160926-01Takaebashi
今号では、その中の1曲「一歩も退かない」を紹介曲として掲載しています。

ごぼう抜きされても一歩も退かない

と、合唱団こぶしからの参加者細野さんが持ち込んだ詩にを元に集団創作。

20160926-01Keikantai
台風13号が近づく中、緊迫する情勢の高江。機動隊と対峙し(写真上)、警備会社の職員に「心つなごう」を(写真右)、やんばるの森にうたごえが響きます。 20160926-01Keibigaisha

他に、
「だれのもの?」
「ジュゴンと平和を守ろうよ」
「やんばるヨー」が誕生。

これらの創作にあたり、高江での闘いを続ける地元の方からお話しを伺いました。
詳細は今号1,3面で。

20160926-03KokoroSutenai
和歌山からの参加者は、うつろな目をした機動隊員に鏡を突き付けているところを目撃。
その時に様子が4面に掲載されています。散文形式ですが、合唱構成に使えそうな素材です。
20160926-04Kagami

青年のうたごえ
元気な青年の姿を8面の第二特集でお伝えします
関西の青年うたごえ交流会

略して「関流会」、毎年関西で開催されています。
今年は奈良県生駒山麓公園につどいました。

20160926-08Kanryukai
バーベキュー、ビンゴゲーム、花火と楽しみも加えた交流会。初めて参加した人たちの嬉しい感想もたっぷり詰まった交流会記事です。 20160926-08Hanabi
えひめ祭典での青年の出番は大音楽会で3曲、特別音楽会で書道パフォーマンスとのコラボで2曲。
企画案全体に若々しさがみなぎってます。
20160926-08GodoLesson
愛媛 青年・保育交流会

大音楽会での青年・保育のステージの練習会が月一で開催されています。
こちらの若者も、練習後に交流会。
8月はバーベキュー大会を行いました。

20160926-08SeinenHoiku

被災地とともに 合唱団被災地訪問

震災後6回目、福島では3回目のうたう会を行いました。
今回は、同じく震災に遭った熊本のふらっとからも2名が参加。

20160926-04Finale
楢葉町では、避難解除がされたものの、町民の1割しか戻っていません。
戻った方でも家族が分断されたまま。
「さみしい」と漏らしていた参加者にひと時の憩いを感じていただけたことでしょう。
20160926-04Naraha
南相馬市では、「私たちは地震、津波、原発の三重苦を負わされている」と聞きました。
白樺の人たちは、この現実を私たちの歌で多くの国民に伝えたいと、今後の抱負を語っています。
20160926-04Shirakaba
そのため、こうした交流会では、休み時間を使って住民のみなさんからお話を伺っています。

白樺さん、期待してますよ!

20160926-04Jyumin

今回は、田老でミニコンサートやうたごえ喫茶。またいわき平和のつどいでの演奏を行ってきました。

20160926-05Sansei
田老は、日本一の大防潮堤がありましたが、今回の大津波ではそれさえも乗り越えられてしまいました。
復興の準備も進んでおりますが、5年半経っても語れない事、語るに困難なことがまだまだある、そんなことを実感した三青のみなさんです。
20160926-05Taro
こちらは田中菓子舗の田老名物「うず巻かりんとう」。
津波で工場も機械も流されたのですが、同業者から機械を譲ってもらい、工場を再建。

社長の田中さんは地元消防団の団長をされており、あの時は団員を統率して救助活動にあたっていました。
そんな方のお話もたっぷり伺ってきております。

20160926-05Karinto


観光ガイド松山城
20160926-05Matsuyamajyo 20160926-04Tenshukaku
大天守閣がそびえる中心部 天守閣から望む松山市内

西宮

兵庫のうたごえが隔年で開催している兵庫のうたごえ祭典は今年西宮で開催されます。

10月16日(日)13:30
西宮市民会館

2016-0926-03GodoLesson
今年のえひめ祭典での演奏曲「大地讃頌」、
そして、昨年の愛知祭典での演奏曲「群青」などに全県合同160人の演奏に取り組んでいます。

メイン企画はカンタータ「希望」。祭典実行委員長の中西覚さんの作詞・作曲の作品です。うたごえ合唱団に加え、西宮市民、西宮市合唱連盟傘下の合唱団にも呼びかけています。

20160926-03HyogoFlyer
「希望」の練習風景。
中西覚さんのエネルギッシュな指導を受けています。

4人のソリストと合唱による全9章からなる「希望」。東日本大震災の被災者に心を寄せて作られた作品です。

20160926-03Kibo

  • 民意無視アメリカ様のヘリパッド
    ムックリ
  • カープ勝ち新聞読んでまたニヤケ
    浜田与志海
  • 十万年?あとは野となれ山となれ
    菅野章

皆さんからの投稿をおまちしております。


終戦記念日 赤紙行動

開戦と終戦のメモリアルとして「赤紙配布」が12月8日と8月15日に取り組まれています。

大阪母親連絡会が毎年行っている赤紙配りに、大阪のうたごえは歌って参加。

20160926-06HotLine01
平和遺族会の方が遺影を胸に下げて赤紙を配っています。
写真は28歳でフィリッピンで戦死したかた。娘さんは当時まだ1歳にもなっておらず、お父さんはこの写真のなかでのみ生き続けているのですね。
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浅虫温泉での「健康まつり」で青森センター合唱団は、寸劇と歌。
テーマは「歌って元気!」
9曲の歌をストーリーでつなげて行くやり方です。

例えば、最初に「七夕」を歌って、最後に「金銀砂子」で終わると、「金銀」繋がりで「月の沙漠」へ。
こんな工夫をしているそうです。

20160926-06Asamushi

伊那

うたごえサークルさざむし主催の「平和音楽祭inいなっせ」。
今年で第7回目。
「平和の旅へ」に取り組みました。

20160926-07Inasse

連載1026回 吉江先生
9/26~10/3
旅愁

なんで”うた新”読者
増やすの?
舟橋幹雄
(日本のうたごえ全国協議会
副会長)

「労働者の合唱」
村上久美子
(北海道・合唱団エルデ)
宇多田ヒカルニューアルバム
48(よんぱち) 上地 等
演歌歌手・大城バネサ
「一歩も退かない」
細野悦子 原詩
第3次辺野古高江うたごえ行動創作グループ作詞
高畠 賢作曲
試聴はこちら
修正楽譜はこちら


20160926-06Etegami 大阪・志賀民江さん