2019年10月14日号

20191014

東京都江戸川区原爆被害者の会
74年前に広島で被爆した山本宏さん(81歳)。いま東京江戸川区での戦争展で原爆の惨状を語っています。

しかし、被爆された方、大空襲の体験者のすべてが、戦争の悲惨さを語っているかというと、実は、大半の人が心の中に閉じ込めたままになっているそうです。

20191014-01Yamamoto
どういうきっかけで70余年の時空を超えて、いま戦争をかたる平和の語り部になられたのでしょうか?

その辺の事情を今号の1面、4~5面でお伝えしております。

20191014-01Hiroshima
被爆直後の惨状は筆舌に尽くしがたいといいますが、正直いって、読んでいてゾクっときます。

丸木美術館のおぞましい絵もそうですが、史実から目をそらすことはできないのですよね。

20191014-01PeaceMemorial
今週から始まったNHKの朝ドラ「スカーレット」でも幼い姉妹が大阪大空襲の中で、しっかりと握っていた手をはなしてしまったため、妹が怖い目にあってます。 20191014-04Monument
前作の「なつぞら」でも、東京での空襲で兄と姉妹が母親から死に別れてしまう場面がありましたね。

このようにして、なに不自由なく平和に暮らしていた家族が一瞬にして激変してしまうのが戦争。

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しかし、そうした体験を語るまでの心の葛藤がすさまじかったことを山本さんは語っています。

その一歩を踏み出すまでに時間がかかったこと、踏み出しても実際に人の前でしゃべること難しさ、記事を読んでいてジーンときます。

20191014-05Sadako
実際に、都内在住の8000人の被爆者の8割の方は、まだ、話したくない、と思っているそうです。

こんな体験は、もう絶対にしたくない、それだけが強く残る今週のトップ記事です。

それと、へ~っと思う驚きの話がリードの中にありますよ。

20191014-05Utaou

原発マネー還流疑惑

なんとかひどい話が飛び出してきたものです。

TVニュースで見ていたら、金品を受領していた関電のトップが、「受け取らないと、高浜町の元助役から仕返しされるのがこわい」とか、

20191014-08Fukui
また、高浜町の町長も「助役と町長のどっちがえらいかわからない」と、まあ、情けない話ばかり。

まさに、今週の川柳

「出るわ出るわ

安全神話の裏の裏」

20191014-08Takahama
この写真、TVニュースの一コマですが、関電幹部の授受の詳細。

これだけ受け取っていて、死人に口なし。すでに死亡している元助役にすべてをなすりつけているようです。

20191014-08Kishakaiken
モラルに欠如した経営者に危険な原発の運転は任せられないです。

そういえば、福島の時も、異常事態に現場から海水を注入して冷却する、という提案を当時の経営者が「そんなことしたら塩害で使えなくなる」と。

20191014-08Nakajima
安全より利益優先。

そんな原発を多く抱えている福島のうたごえ仲間からの思いが8面の第二特集で光っています。

20191014-08Yamazaki

京都へつなぐ

今年の教育のうたごえ祭典は青森で。

合唱発表会のほか、大音楽会、うたごえ喫茶、オプションツアーなど多彩な企画。

20191014-04Finale
見ずらいですけど、このぞうのステージ写真。ビニール傘で作ったゾウ、ピエロさん、そして作詞の清水則雄さんのお姿も。

記事も写真から歌が飛び出してくるような名調子です。

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京都祭典のプレ企画としても位置づけられている青年祭典。

20191014-04Seinen
ほ~っ、学生のアカペラサークルが出演。面白いですね。どういうつながりだったのが、すぐ卒業してしまう学生とどうやれば長い付き合いができるか、など、こういう点を今後考えていきたいですね。 20191014-04Ryukoku

70周年の迎えた北海道のうたごえは札幌で祭典を開催しました。

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こちらも合唱発表会、大音楽会、うたごえ喫茶などの定番プログラムですが、中には地元のアイヌにフォーカスした構成劇や、荒馬踊りなど中身に工夫しているようです。 20191014-05Geki
渡辺享則さんの鑑賞記を読みますと、大音楽会の内容が素晴らしい。これもある、これもあると贅沢な音楽会だったようです。

運営委員長は3時間の長丁場だったがやり終えた感動の余韻に浸っているというのもうなずけます。

20191014-05UtagoeKissa

うたごえ人生50年
小橋省治さん

大阪からスタートしたうたごえ人生50年を記念した独唱会を開催します。

11月1日(金)14時

北九州芸術劇場

20191014-03Kohashi
大阪毎日うたう会からスタートして、関西合唱団へ。その後、仕事の関係で九州小倉へ。

その間に、合唱団・サークルの指揮指導にもあたり、現在では熊本の合唱団しらぬいに力をいれてます。

20191014-03KohashiFlyer

全国縦断コンサートの第29回は新潟で。10月27日の本番に向けて練習がすすんでいます。

ただ、その道のりが大変。人知れずのご苦労話を3面で読んで応援しましょう。

20191014-03Ikebe

  • 出るは出るは安全神話の裏の裏小泉康子
  • 世の中をかき乱してく環境相トドチャン
  • 復旧は逃げ水のごと遠ざかり長谷川節

皆さんからの投稿をおまちしております。


ふくしまの芸能

福島の今を知ろうと東京・大田区でのスライドトーク。

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特に、福島の伝統芸能を避難先でも継承している様子が紹介されてました。

福島の歌を歌うあじさいコーラスがこれに協力しました。

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年金者組合のうたごえが活況です。

静岡支部では創立25周年記念フェスタを開催しました。

20191014-06Shizuoka

大阪のうたごえサークル”すまいる”は年金裁判闘争10年で培ってきた歌って元気印を続けています。

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札幌南支部。

オカリナ奏者は白寿で初めて6年目。ということは御年105歳!

後ろ姿はとてもそうは見えませんね。

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神奈川合唱団

70周年記念演奏会

9月1日 神奈川県立音楽堂

金井誠さんが、かなり辛口の評論。でも、この通りやったら、一般の部Bの金賞をとっている埼玉合唱団なみになるということですね。

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連載1164回

グレタさんのスピーチ


10/14~10/21


ザマナイ(時代よ!)


民衆を描く創造と、働きたたかうこと

轟志保子

(日本のうたごえ全国協議会副会長)


(29)体をきたえておけ


「心はいつも夜明けだ」

保田昌助

(合唱団福岡あらぐさ)


ハリケーンとミュージシャン

ソフィー・タッカー


帰れない二人


海に訊け!山に訊け!島人に訊け!

作詞 佐々木淑子

作曲 河野好行

演奏試聴はこちら


20191014-06Etegami

京都・黒田愛子さん


コメント / トラックバック1件

  1. [...] 最近では、2019/10/14号の「今、語らねば 70年の封印を解く」は、本紙ならではの目線だったと思います。 [...]

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