2016年8月 のアーカイブ

国鉄のうたごえ祭典であらためて思う

2016年8月31日 水曜日
うたごえの財産!
国鉄のうたごえ祭典であらためて思う
IMG_3037国鉄のうたごえ祭典を聴く。今回は東京・三多摩で開催。三多摩のうたごえの応援態勢はこの間の通信でも伝わっていたが、歓迎演奏からも伝わる。
祭典・大音楽会、オープニングの歌劇「沖縄」より「労働者の合唱」からくぐっとつかまれる。「東北のテノール歌手」、D51合唱団の佐々木伸介さんがうまいことは知っていたし、歌を作られることは知っていたIMG_3062けれど、この日の一番のうれしい驚き。うまい! かつ「署名とおふくろさん」は客席の多くと共に私もカメラのレンズがくもる。
そしていつも、絶対に血湧き肉躍り涙腺は決壊すると分かっている国鉄のうたごえが生んだ名曲でつづる合唱構成。今回のタイトルは「共にたたかい 今ここにいる」。「あの歌を~亡き共に捧げる歌~」の中に組みこまれた「国鉄労働組合歌」、にくい。それにしても12曲、働く誇りIMG_3162と闘い、愛を文字通り高らかに歌うその歌声は、まさに「うたごえの財産」。
このCD、DVDを、と思ったが、そういえば何年か前の国鉄のうたごえスクラムコンサートでのそれが出ていたのだった。

被爆者がよびかける核兵器廃絶「国際署名」

2016年8月16日 火曜日

あの林田君が!
被爆者がよびかける核兵器廃絶「国際署名」事務局
キャンペーンリーダー 大学生の林田光弘君

第11代高校生平和大使となった二人は、昨年スイス・ジュネーブの国連欧州本部へ、高校生1万人署名を届けました

第11代高校生平和大使となった二人は、昨年スイス・ジュネーブの国連欧州本部へ、高校生1万人署名を届けました

新聞で、この人の名前を見、写真を見てうっ? どこかで聞き覚えのある名前。写真をよく見ると、高校生から大学生へ、風貌は若干変わっている。が、よく見ると、そうだあの林田君だ!
2010年被爆・戦後65年、長崎で日本のうたごえ祭典が行われた年、長崎の高校生がずっととりくんでいる核兵器廃絶「高校生1万人署名活動」に注目した。集められた署名は毎年、「高校生平和大使」がジュネーブの国連欧州本部に届ける。
この活動を彼らの詞で歌にして祭典で演奏できたら、と高校生たちと話し合いの場を持った。最終的には彼らのことばをモチーフに詩人の石黒真知子さん作詞、池辺晋一郎さん作曲で合唱曲「一本のペンで」ができ、祭典で演奏された。(この曲や同じく2008年祭典で池辺氏に委嘱した『私たちが進みつづける理由』、そして『地球の九条もしくは南極賛歌』などを収録した池辺晋一郎合唱曲集Ⅴが今月音楽センターから出版された)。
その時の高校生リーダーの一人、平和大使の林田光弘君。うたごえ新聞の一面にも登場してもらった。なんと、その彼が今大学生になって今、被爆3世、元高校生一万人署名・平和大使、長崎のSEALDsメンバーとして、この「核兵器禁止条約」国際署名のキャンペーンリーダーとして頑張っている。
取材した時も、自分の行動と実感からしっかり語る彼のことばに、おおいに心揺さぶられたが、新聞に載っているコメントも頼もしい。
日本政府の核兵器廃絶への具体的な行動への態度に「日本政府の態度には大変問題があります。しかし、私たちは日本政府としての立場ではなく、唯一の被爆国市民として、世界に声を届けることができます。私たちは、政府の態度を拒否した大きな日本市民(平和)運動として、積極的にこの『核兵器禁止条約』を支援し、『唯一の被爆国の願い』を世界に訴えていかなければなりません。私はその声を内外から高めることは日本政府を転換させ、世界を大きくすることにつながると信じています」。

やたら横文字

2016年8月16日 火曜日
どーゆー意味ですか?
「うたごえ新聞8月15日号の”ふめんだい”に「オマージュ」という言葉が書いてあったが私はこの言葉の意味を知らない。どーゆー意味ですか?おしえてー。
もっとみんなにわかりやすい言葉を使ってほしーなー」。
こんな投書が届いた。
横文字が氾濫日本語で表現しきれない意味合いのことばもあるが、やたら多いとは私も思う。そのことばがふんだんに使われていくと意味も解され、なじんでいくのだろうが、やたら横文字が並ぶと確かに???
ある時、シンポジウムで「そのカテゴリーのコンテンツが…」に、しばし、その項目・分類にそった中身が問題で…、と自分の中で置き換え、そう言えばいいのにと思った。
しかし、横文字はどんどん増えてくるだろう。けれど、分かり易くとどくために、投書氏のことばを心に、極力、横文字を使わないで記事を書こうと思う。

夏休みへ

2016年8月13日 土曜日

うたごえ新聞の発行と季刊「日本のうたごえ」(夏号が遅れた)の発行で、まさに暑さと怒濤の日々に、ひとまず休符。間髪入れず押し寄せる原稿、取材もあるが、次週号の「第5週休刊」に合わせて、明日から夏休み。ホッ。

〽一番星みーつけた…

2016年8月12日 金曜日

〽一番星みーつけた…
歌に託したヒバクシャのねがい・心

20160822-01Hiroshima8/22号発送。1面、女性2人が夜空を見上げているような写真。〽一番星みーつけた…。そう聞こえてくるようではありませんか。
原水爆禁止世界大会広島を伝える一シーン(撮影は全国協議会事務局石垣正人君。ヒットです)。
歌われているのは小森香子さん作詞・大西進さん作曲の今や国民的愛唱歌「青い空は」の親子コーラスバージョン。編曲者は井上仰子さんで、「青い空は」に童謡「ちょうちょ」と唱歌「一番星みーつけた」を入れもので、これも広く歌われている。実はこの号、このバージョンの「青い空は」が歌われたといくつも出でくる。
広島大会閉会総会、この演奏のソリをつとめたのは広島・呉のうたごえサークルたんぽぽの松本秀子さん(写真㊧)と国貞さん。レポートは“たんぽぽ”の指導者でもあめ広島のうたごえの高田龍治さん(今年から全国協議会平和担当)。
高田さんはサークルの指導で、10人家族の6人を“あの日”一瞬に亡くした松本さんとの出会う。「原爆を語るのも、8と6という字を見るのも嫌だった」松本さんが被爆体験を語り始めた。そして今は「歌うことが生きがい。原爆を語らなければ」と語る松本さんの思いを、高田さんは若者たちに伝えたいと、昨年、広島で開かれた青年のうたごえ全国交流会で被爆体験を語ることをお願いした。 その時の松本さんの話はうたごえ新聞にも紹介した。掲載に際して原稿のやりとりをした松本さんのていねいな受け答え、やさしい話し声を思い起こしながら、写真に見入り、高田さんのレポートを読んだ。世界大会でも伝えたいという高田さんの思いが伝わる。あの日を印す被爆地でともに生き、うたごえを共にする高田さんならでは“人とうた・うたごえと人”がレポートに貫かれ、味わい深い。
被爆・戦後71年。被爆者の平均年齢は80歳を越えた。松本さんは86歳。多くの人に直接体験を聞く機会を持ってもらいたい。
そして見る世界大会、長崎大会でも二世、三世と一緒のステージに希望を持つ。
長崎大会のレへポートは、締め切りの関係で9日閉会の翌日昼がしめきり。書き手の松下進さんにはご苦労をおかけした。
園田鉄美さんの新曲合唱構成「ノーモア・ヒバクシャ」の一端がこのホームページから聴ける。


ええっ 窪島さんのかおが…真っ青

2016年8月6日 土曜日

「刷り直し!」うたごえ新聞史初めて
8/15号

20160822A20160822B8/22号本局発送時、「どういうこと」「もう配ってしまいました」「なぜ」と何件かの電話が入る。再送した8/15号についての問い合わせ(8/15号本局発送8月5日。同号再送8月10日に本局発送)。刷り直しの再送した8/15号がお手元にある方は、見比べられたら一目瞭然の刷り具合。
うたごえ新聞は印刷所で毎週木曜日夕に、責了(これでOKです。印刷してください)を出して金曜日朝刷り上がり、午後には全国に出荷される。
8/15号は最初から不安はあった。せっかくのカラー号なのに、まず8面菜の花畑の黄色が緑色で出てきた。なにこれ! 次に全体がボヤッとした色。直し。1面の窪島誠一郎さんの顔もボヤッ。直し。そしてまあ、いけるか、と責了。
ところが刷り上がってきたら、真っ青。白んだ1面。しかも人の顔。これでは被写体に失礼であるし、商品にならない。本欄(ホームページ)で色を出すとシャープに出るではありませんか。これでプロ? と印刷所に抗議。印刷所の責任で刷り直してもらうことに。
そうこうしている間に、全国発送作業は進み、完了。紙面内容を伝える上では早く渡す方がいいと判断し、そのまま発送し、同時に個人宛以外の受け取り側に「再送の案内」をメールとFAX、電話で行った。
再送の案内で発送を止めた団体もあったが、やはり「見てない」「(案内は)届いていない」という所からの問い合わせだった。
「再度の印刷代は? うたごえ新聞社持ちならもったいない」との意見も。
問い合わせには、経緯と「再印刷にもとづく費用は印刷所持ち」を説明した。
うたごえ新聞史上、初のワーストハプニングだが、そこに立ち会うとは…。
「かまわないのに」「あまりちがわない」などと言われるとショック。大違い。このまま白けた号を渡すわけには、残すわけにはいきません。が、「発送してしまった。二度発送費用は…と言われると…」。
そんな電話の中、「そのことはわかった。別件、二号つづいた8面のチェコのテレジンとリディツェ村のこと、良かったわ。そのことも伝えたくて電話しました」に、数日間の怒髪天が溶けるように消えた。ありがとうございます。

8月3日(水) 陸上自衛隊エンブレム

2016年8月3日 水曜日
やっぱり怖い!危険
陸上自衛隊のエンブレム
20160718JieitaiEmblem池辺先生が「空を見てますか」第1017(7/18号)で、「陸自エンブレム」を書かれている。字を追っていても怖いと思ったが、きょう、写真家の大石芳野さんのメール配信で「陸上自衛隊のエンブレム」を読んで、陸自のホームページを開いてみた。
ぎょっとするそのデザイン。切れそうな日本刀。なぜ、そんものが今。
それを見てすぐ思い浮かんだのは、評論家・九条の会よびかけ人の故・加藤周一氏がかつて講演で話されたこと。このようなことを話された。
「戦争中、日本軍はアジアひどいことをしたが、なかでも南京大虐殺の写真に日本刀を振りかざしているものがある。銃もある時代になぜ日本刀か。それは殺戮だけではない、日本の歪んだ権威を見せつけるもの」。
芳野さんの「かつてアジアで犯した戦争犯罪についてすら何ら反省していないどころか、むしろ誇るかのようで恥ずかしいとしか言いようがない」に同感。
こんなことが通っていく、危険。
参議院選の与党3分の2議席、元防衛大臣右翼の小池百合子都知事誕生に、ちょっといいかげんに、と思っていたが、反撃の手は緩められない。
幸い、うたごえ新聞の「本紙感想」に、池辺先生のこのコラムに反響多数。この声をさらに強くしていかななければ。

8月2日(火) 藤本エリさん

2016年8月2日 火曜日
20160808-01EpronFujimotoEri藤本エリさんの大ヒット
ジャズピアニスト   好井敏彦さんの記事

8/8号トップに紹介のジャズピアニスト・好井敏彦さんの記事。
今年の日本のうたごえ祭典inえひめは、四国4県で成功させようととりくまれているが、うれしい、かつ心強い香川・藤本エリさん、渾身の通信原稿。
好井さんをうたごえ新聞でズームしたい、と思った時、すぐに「藤本さん!」と思った。以前、好井さんと一緒にステージをつくったという通信も寄せてもらった新婦人高松支部コーラスえぷろんの藤本エリさん。
藤本さんに趣旨を伝えると、「大役やね。でも、私も好井さんのこと全国の読者に知ってもらいたいわ」と引き受けてもらった。字数は…、締め切りは…と伝え、その締め切り前に届いた原稿と写真にまず感激。しかも、字数は依頼よりずっと多かったが、納得の中身。
さらに、こんなに深い親交が、と感激。被爆ピアノを復元されているピアノ調律師矢川光則さんの工房におたずねしたことがあるが、その矢川さんとのこと。なによりも、好井さんの演奏を味わいたいと思った。香川の「えひめ祭典 香川実行委員会ニュース」もうれしい。
各地でこのようにいろいろな人とつながっている全国のうたごえの仲間の、「伝えたい」を伝えて!
藤本さんからの後日談にまた元気
藤本さんは、こちらに原稿を送る前に、好井さんに照査のため原稿を送ると、「こんなにくわしく伝えてもらって」と感謝され、好井さんがうたごえ新聞の読者に! そう伝える藤本さんの声が弾んでいる。
さらに後日、「好井さんから、知り合いに見せたいから50部買い取りたい」と言われたとの電話。いくつもの元気をもらう。