2011年2月 のアーカイブ

エジプト・タハリール広場の自由の歌

2011年2月25日 金曜日

 3/7号発送。
20110225NHKアラブ諸国の動き、NZの地震被害、刻々と伝えられるニュース。インターネットは居ながらにしてリアルに伝わる。今号はまさにそのインターネットの威力を実感。

 今号の締め切りの朝まで、別の企画を考えていた。朝届いた神奈川合唱団の岡崎美佳さんからのメールで方針変更!。それが1面に紹介の、「タハリール広場の自由の歌」と題したエジプト・タハリール広場を伝える動画サイトだった。ムバラク退陣を求め、広場に集まった人々の歌声と映像。

 これは岡崎さんが友人・土井幸美さんが受けたメールの転送で、土井さんはパレスチナ問題にとりくみ、うたごえ新聞に登場してもらった人。

20110225ALAA これを伝えたい! しかもこの夜には日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会が開催する、チュニジアから始まる一連の北アフリカ・アラブ諸国の政変についてその真相に迫る緊急シンポジウムを取材するつもりでいた。その結果次第では1面で行けるか、と取材に出かけ、結果、この紙面となった。

 バネリストの一人、チュニジア、エジプトにも滞在した福井邦夫氏に、シンポの後、タハリール広場の歌声のことを伝えると、「彼らはよく歌います。たぶん、今回も。そのメールを送って欲しい」と言われ、翌朝メールを転送。するとすぐに先生から「聞いたことがあるような歌、もしかしたら本歌があるかもしれない」と氏の今回の動きをまとめたレポートも送られてきた。出かけるといろいろな情報、出会いがある。

 それにしても、動画サイトからの歌っている人たちの明るい顔に、「生きること」と「たたかい」「歌」を思う。

 締め切りすぎての取材、記事作成で今週もハードな週明けだったが。

映画「ナンネル 哀しみの旅路」ルネ・フェレ監督にインタビュー

2011年2月24日 木曜日

20110225ルネ・フェレ監督  緊張の30分。インタビュー前の時間は、足が地に着いていない感だった。

 校正を一時ぬけて、映画「ナンネル 哀しみの旅路」のルネ・フェレ監督にインタビュー。映画はタイトルがあらわしているように、神童ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの姉ナンネルを描いたもの。モーツァルトの父レオポルトは脚光を浴びるモーツアルトのステージパパとして、一家をつれてヨーロッパ各地の宮廷で演奏の旅を続ける。当時、ヨーロッパも女性は影の存在、楽器を奏でるなどせいぜい伴奏まで。作曲などとうてい許されない。その風潮の中で、声楽、楽器の演奏も、作曲にも才能があったナンネルの音楽への夢が砕かれていく。

 この機会には感謝だが、先に紹介した観て突き動かされた映画「ハーモニー 心をつなぐ歌」は、監督に取材したい!と思ったが、この映画は重い。30分の単独取材、しかも聞きたいことは一つ、なぜ今、このタイトルで撮ろうとしたか。たぶん、現代もある差別の問題になるのだろうが…、と正直プレッシャーだった。 監督が寡黙だったらどうしょう。おまけに何社もから時間刻みで受ける取材スケジュールの中、いいかげん同じような質問に辟易するのではないか…。

 悶々とするが時は流れ、いざスタート。

 監督は丁寧に答えて下さり、日本への印象を聞くと、褒め言葉。「日本人は怒らない国民性で」と私が言うとそこから話はアラブの政変、そして闘いと歌に。

 いけたか!と思ったところで主催者から「あと5分です」のメモ。ホッ。やっぱり、出かけてアタックしていくと感動が待っているんだなあ。

青年の発言が光ったね 2011年日本のうたごえ全国総会

2011年2月16日 水曜日

 2月16日

 全国総会の第一報、入稿完了。

20110216富士山Small  珍しく東京で雪が降った2月10日、全国総会の会場の館山でも雪がちらついていた。最終日朝は快晴で真っ白い富士山がくっきり。

 今回の総会は、青年の発言が私はとても光っていたと思う。

 普通は全国総会は組織にとって大きな行事。1面トップは全貌、方針採択の写真がいくでしょう。うたごえ新聞はそのパターンをやめて、トップは青年の発言、京都ひまわり合唱団の加藤桂奈さん。そして、8面は「じんちゃんパワー」と題して、日本のうたごえ祭典in長崎成功の財産から笑いと共に全国にも元気の素を送った長崎の森川恵美子さんの発言。

へートーヴェンの交響曲全曲演奏会へ

2011年2月16日 水曜日

今夜はこれからベートーヴェン・プロジェクト第3夜を聴きに行く。 「18世紀から19世紀の音楽第一人者」と言われるフランス・ブリュッヘン指揮でベートーヴェンの交響曲一番から九番まで全曲4夜に渡るこのシリーズ。
 季刊「日本のうたごえ」連載、栗山文昭先生の「音楽の樹」からは、私が栗山先生の音楽活動を聞き書きで紹介しているが、先生のお話を聞いていると毎回、どの音楽も、ああ、聴いてみたい!と思うものばかり。
 なかでもこのベートーヴェン・プロジェクト。「ベートーヴェンの交響曲全曲、それもブリュッヘンでなんて、なかなか機会、ないですよ」との先生の一言も大きく、2月8日、第1夜を聴いた。第一から三まで。一と二はあまり聴く機会がない。音がキラキラ光る一と二、そして三「英雄」は、葬送行進曲から四楽章へ、演奏が終わった時は、思わずスンディグオベーション、と行きたいくらいだった。だが、割れるような拍手が延々つづいが、だれも立たなかったから、私も座ったまま手が痛くなるくらい叩いていた。満足! 7時15分開演で終わったのは10時少し前。ゆっくり夜風も心地よく帰った。
 第2夜は全国総会で聴けなかったが、第3夜の今夜は、絶対聴きたい七番が入っている。いざ。

以心伝心の人と東京の創作部メンバーで一献

2011年2月14日 月曜日
20110216総会で

総会会場でみんなで「あの空へ帰ろう」を歌っている

2月14日
闘う日航支援の歌「あの空へ帰ろう」は、素敵な曲ができた。武義和さんの曲は歌う度にくぐっとハートにしみてくる。作詞の“以心伝心の人”森木一馬さんは、航空労働者の圧倒的多くは女性、その女性たちを歌いたい、マーチではなくやさしく響く歌を、との想いもしっかり受け止められた曲。総会会場で初めて歌った人が、歌威ながら「涙が出てくる」と言っていた。
さらにいろいろな歌を作って支援していこうと東京のうたごえ創作部が、あらためて森木さんをよんでの会に同席。またいろいろコックピットの中のことなどを聞く。それにしても「このメロディに、初めて乗務したときの緊張感を思い起こした」と森木さん。武さん、作曲家って、すごい!
その後は、森木さんも大好き、一献傾ける。
うたごえ新聞に登場してもらった不当解雇された客室乗務員の森陽子さんも、全国総会でお話ししてもらおうと思い、森さんも過密スケジュールの中、日程調節してもらっていたが、その森さんがダウン。年末から年明け、オルグの対応など疲れが出たのだ。2月28日の支援集会には東京のうたごえで「あの空へ帰ろう」はじめ、歌いに行くことになった。さあ、リキ入れて取材!

高遠さんの到着 ハラハラ ドキドキ 講演はグー! 最後は花丸

2011年2月13日 日曜日

20110216高遠さんと総会1日目、私は途中からソワソワ、ハラハラ。2日目の総会記念講演の高遠菜穂子さんとは、数日前から電話で到着時や会場でのサインセールの本のことなど打ち合わせていた。が、その電話はヨルダンからです。「ヨルダン」地図を広げないと分からないほど遠くから、成田空港に到着してそのまま館山へ。夜7時過ぎには到着か、と聞いていたけれど、8時が過ぎ、9時が過ぎても到着されない。何かあったのか。前日まで電話していたけれど、国内の携帯電話番号はきいていなかった。ソワソワ、ハラハラ。
10時少し前、やっと携帯電話が入る。良かった! 
そして、10時過ぎに到着した高遠さん。顔は疲れ切り、「22時間寝てません。とにかく寝たい。部屋へ。エレベーターは」と、こわい。側にいた大阪のわんさん(吉岡さん)が「荷物持ちましょ」と助けてくれた。わんさんも病み上がりなのに。
翌朝、朝食を、と8時に高遠さんの部屋の前に行くと、すっかり準備純完了。疲れも少しはとれたかと胸をなでおろす。食卓に着くとずっと合掌している姿が印象に残る。「昨夜はお疲れでしたね」と話すと、「ヨルダンからアンマンまでより遠かった」からいろいろ話してもらう。ぐっと親近感がわく。
講演はもちろん、全員を釘付けにした。
サインセールは本が少なくあっという間にソールドアウト。幸い私、本の詞紹介をするために持っていたからゲットー、サインしてもらう。「これは三輪さんのなのね。じゃあ、三輪さんへ、と書きますね」。ふわっ、こわくない、やさしい高遠さん。遠いところ、本当にありがとうございました。

大井かつ江さんの沖縄ツアー

2011年2月4日 金曜日

 2/14号、本日本局発送。この号のトップは、南部合唱団大井かつ江団長の“基地闘争交流集会in沖縄”参加記。1月の全国協議会常任委員会の時、「だれか行く人は」に、「私、行こうかな」。それから行くなら、と1月28日から30日の日程で参加の翌日31日の締め切りで「参加記」を、記事のポイントは、「写真はあなたも写っているものも」などなどの難題もクリアしての大井さん奮闘。

 自分が目の当たりにしたことを率直にきちんと書かれていて感謝。しかも沖縄でうたごえ新聞読者も増やしてきたという。さすが、団長、全国協議会事務局次長! 

 この号は、昨年の日本のうたごえ祭典in長崎の祭典総括が見開きでぎっしりだが、昨日、校正ではもう何度も読んでいる原稿なのに、じーん。

大井さん

大井さん

20110207高江の座り込み

高江の座り込み

平和号の贈呈式

平和号の贈呈式

  
4年後を見据えての活動の伊波洋一さん

4年後を見据えての活動の伊波洋一さん

マスコミも大再編時代?!東京土建機関紙コンクール後の懇親会で

2011年2月4日 金曜日

2月3日。東京土建の機関紙コンクールの審査に。うたごえ新聞も日本機関紙協会に入っており、そのルートで。もう5年目くらいか。この仕事、結構ボリュームがある。38支部からの新年号と通常号3紙を読み、記事、レイアウト、写真、イラストを丹念にチェック、さらにテーマごとに記事を分け、そこからも評する。先週の日曜日は全部これにとられた。

 土建組合は門外漢だが、会員拡大にコンビニでお弁当を買いに来る職人に声をかける、卵を配達してなどその奮闘や、住宅デーで地域に職人の仕事を伝えるなど紙面からそれらの活動を学ぶ。

  審査委員は、組合以外は、「週刊金曜日」の前編集長で今は社長の北村さん、埼玉県コミュニケーションセンター理事長芳野さん、全商工新聞の服部編集長と私。

 審査の懇談で、北村さんから昨年も聞いたが、ひきつづきますます進むマスコミ大再編の話を聞く。朝日新聞、新年号から「TPP加入は当然」などの論調に驚いたが、今、読売と朝日両社は他の新聞をターゲットに大再編の動き。「インターネット時代で新聞は読まれなくなる」という論調の危険。それは当然ある傾向だが、何をどう伝えるか、読まれる中身の提起を新聞人は考えるべき。職もないという人に一カ月4000円の講読料は痛い。その点、インターネットは。しかし、大事なのはそういう 時代に警鐘をならすべく“報”の役割。などなど、懇親会も学ぶこが大きい。

日航の解雇撤回支援の歌 続々、作詞森木さんからメール

2011年2月2日 水曜日

 2月1日、福岡での全国創作合宿でできた何曲かの日航の闘い支援の歌を聴く。「あの空へ帰ろう」、じーんと心に迫る武義和さんの曲、明るく力が出る安広真理さんの曲もいい。どちらかを選ぶ、うーん。武さん、となった。

 作詞の森木一馬さんに音源を送ると、お礼と曲についての感想などが返ってきた。「曲から湧くフライトという仕事のイメージ(相当忘れたつもりでいたのですが)、解雇された仲間たちがうたごえの皆さんと歌っている姿を想像して、この曲がみんなをきっと激励してくれるだろうなどと思いを馳せていたら、不覚にも目頭が熱くなってきてしまいました」。

 羽ばたけ歌、解雇撤回、派遣切りなどすべての闘う労働者の心に。