2025年6月23日号


うたごえ新聞創刊70周年に寄せて
4つの混声合唱団、6つの女声合唱団、2つの男声合唱団、計12の合唱団を有する栗友会の音楽監督、栗山文昭さんから本紙創刊70周年に当たってうたごえ新聞は幅広いジャンルから取り上げているのだから、「もっと広くみなさんに読んでもらいたい」とエールをいただきました。
今年のTokyoCantatの5月3日のコンサートのテーマは<越境せよ!いざ合唱解放区へ>
私たちうたごえはもっともっといろいろなジャンルの鑑賞、挑戦が必要なのでしょう。
氏の提言を1面特集でお読みください。
コンサート「越境せよ!・・・」のプログラムの一つ「ソング集」を演奏する絹の道合唱団&三多摩青年合唱団 「ソング集」から「雨の音楽」の演奏はご覧のように楽しそうなステージ。来年は聴きに行きたくなりました。

先週号に引き続き、各界より本紙70周年へのお祝いのメッセージをいただいております。

井上鑑
作・編曲家、キーボード奏者
小村公次
音楽評論家
新実徳英
作曲家

本紙編集エピソード②
関鑑子さんと美空ひばりさんの対談が雑誌平凡の企画で実現。その様子を伝える1956年2月20日号。

西日本合唱講習会in神戸・ひょうご 2025年5月10日~11日
東日本合唱講習会 2025年5月31日(千葉)~6月1日(東京)
東灘区文化センターうはらホールで開催され、244人が参加。
合唱講座③⑦は池辺晋一郎さん 開講の野上貴子さんの声楽講座
お話と合唱講座は「しあわせ運べるように」の白井真さん。

東日本は最近は土日、別会場で開催。96人の参加者。
荒木栄の「夜明けだ」の指導は愛知から山本高栄先生にお越しいただきました。
渡辺享則さんはこの講習会を通して「うたう力が落ちている」と指摘。これがどういう意味か、どうすればいいのか、4面でお読みください。 毎年大好評の間谷勇さんは「三池の主婦の子守歌」
昨年に引き続き田中安茂先生は「新世界」(池辺晋一郎編曲) 田中講座では隣の人の方を叩いて・・・

東日本合唱講習会に静岡合唱団なかまから7名で参加。講習会の様子を細かく伝えています。これは、これまで講習会に参加したことのない人には参考になるご意見。ぜひ、来年の講習会には参加してみましょう。

北海道→東京コース
6月1日に北海道から青森に上陸。ここから、日本海コース、太平洋コースに分かれます。
東京→広島コース
5月31日に静岡の行進団が「青い地球を」を歌いながら愛知県入り。引継ぎ地点は湖西市西部地域センター前広場。
静岡から引き継いだ東部地域から名古屋を目指します。
途中、本紙2019年12月9日号でご紹介の桜丘高校の前を通りますが、和太鼓部の力強い演奏などで歓迎されました。
この写真は、岡崎市、刈谷市での様子。雨ですね!

各地の取り組みから
まもり いかそう 憲法
5月7日、「9条の碑・府中」完成1周年記念集いが開かれました。建設募金に協力した「横井久美子の歌う学校」が招待を受けてうたごえに加えて指人形劇を行いました。

5月11日、上越9条の会結成20周年記念のつどいの第1部がサークルたけのこの出番。
総合司会はたけのこの大口さん 第2部は伊藤真さんの講演「武器で平和はつくれない・・」

名古屋のアーティストと結んで ミャンマー⇔能登チャリティ この特集は、藤村記一郎さんからの精力的な活動のレポートから
本紙2022年6月27日号でご紹介した在日ミャンマー人の日本コミュニティ。5月4日に開催されたミャンマーチャリティライブの様子を8面でおつたえしております。
3月28日にミャンマーで発生した大地震の被災者支援として短期間で企画、準備されました。
幅広いミュージシャンらが参画しました。
オペラ歌手、美結さん
れんしゃんさん、アイドルグループ「アイアール」のメンバーさん ポップスシンガー Micaさん
ここで歌われたカマバチェブー(世界が終わるまで私はあきらめない)は本紙2021年8月16日号の「紹介曲」でとりあげております。

能登5月16日には、名古屋市栄で能登チャリティコンサートが行われました。
ベースとなった栄総行動は「みんなの要求・みんなで実現」を掲げて1978年来の市民運動。
Micaさんの「しあわせなら手を叩こう」はうたう会で参考になりますよ。 Catherine(とみた純子)さんはオールディーズを3曲
NOTO NOT ALONE」の作詞小野寺芳子さん、「ふるさと能登よ、ありがとう」の作曲水野桐弥くん 名古屋のばあさん漫談」で有名な小嶋健二さんのお笑いタイム
参加費は無料ですが、震災支援金とグッズ販売で101,682円の支援金を届けました。

祭典での青年合同曲「きぼうの唄」の生い立ちが語られています。
祭典歌集に載っているものの、今一つ情景が浮かんでこなかったですが、これでよ~~~く、解りました。

  • 減反から増産励め年寄無理
    中西 晃
  • 造るのはミサイルよりもコメでしょう
    吉野アジサイ
  • 八十九歳ヤキュウ申し子星になる
    多岐 航

皆さんからの投稿をおまちしております。


田中煕巳さんをお迎えして
札幌でのノーベル平和賞受賞記念講演会で北海道合唱団がオープニングを務めました。
田中さんの全国、いや全世界行脚は、新しい「平和の旅へ第2章」ということですね。

5月11日、三島市民文化会館で静岡県母親大会が開催されました。コロナ禍後、リアル開催の県大会は6年ぶりとのこと。
記念講演は堤未果さん。氏の論評はいつも斬新。例えばウクライナ問題もこんな風に。今回は「デジタル」関連。
母親大会での三島どんぐりの活躍については6面で。
教職員の長時間労働は喫緊の課題。京都総評の宣伝活動に、乙訓教職員合唱団杉の子クレッシェンドがうたごえを添えました。

南部合唱団演奏会
「ねがい」
5月17日
東京・大田区民プラザ大ホール日頃から地元での連帯活動を重視している合唱団という点に注目した演奏会鑑賞記です。やっぱりうたごえ合唱団は演奏会場で歌っているだけではなく、地域に密着しているということが大事ということですね。
連載1426回
篠田正浩監督を偲ぶ-その2
6/23~30
島唄
人生と音楽のベクトル
木村 泉
山形センター合唱団
いのち育む大地
佐藤京子
北海道・帯広 合唱団エルデ
民謡で鍛えた
小山雄大
MUSIC AWARDS JAPAN
原発はもうまっぴらだ
西田修二 作詞作曲
試聴はこちら
黒田愛子(京都)